パイは小さな秘密を運ぶ (創元推理文庫)/アラン・ブラッドリー

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あー、やっと読み終わった。
考えると、ここ最近一日中本を読んで過ごすことってなくなったなあ、、、。
でも、独り身で親と暮らしていたときは
週末といえば、本を両手にごごろご転げ回っていたというのに。

暮らすって、やらなきゃいけないことが多すぎますよ。
でも、これまでやらなきゃいけないことを誰かがやってくれていたんだなあ。。。
おかあさーああん。

で、ここ最近の読書の傾向としては
通勤電車内が唯一の読書時間になっていたりする。
それだって、スマホで「発言小町」読んでた方が
「事実は小説よりも奇なり」っとばかりに、
一時期あれほどハマっていた、ミステリーからも遠のき。。。

今回読了した本は、海外ものでございますが、
ミステリー賞を9冠達成とか帯に書いてあるから
久しぶりに創元社文庫読もうと思ったんだけど。


うーむむむ。
これをおもしろいというかどうかといえば、おもしろい。
しかし、もう一度読みたいかというものではないので
新しい内に古本屋に出そうかな、というジャンルに分けてしまった。

主人公が11歳の少女、とかいう割には
あんましカワイクないんだよなー。

ただ、これは巻末にも書いてあったのですが
なにゆえこれが賞を獲りまくっているかといえば
今書店に並ぶミステリーに対する警鐘でもあるのかも。

なんかさー、いきなり殺人事件現場に刑事が直行して、
それがとんでもない凄惨な殺され方とかいって、
快楽のために人の命奪ったり
かといえば、一介の刑事やら検死官やらに捧げる殺人とか
事件担当者の個人名なんぞ調べて事件の起こすようなIQ高いのに殺人者なんて
なんか、小説だからってつくりすぎやろーおい、とか突っ込みたくなるね。

はー、また本屋巡りをしなくちゃいけないのかしらん。
めんどくさいなーもう。

一時期、全然知識もなくミステリー本ハンターしていたときは
嗅覚が優れていたのか、おもしろいものを立て続けにゲットできていた。

ジェフ=アボットの「図書館の死体」とか、ケン=フォレットの「第3双生児」なんか
読み終えたときの満足感は、半分は「これを見つけた自分ってすごい」といった
自分リスペクトだった。
嗅覚が鈍ってるってことなんだろうなー。ぐずん。

面白い本見つけたら、報告します!